みくわくのテックネタブログ

IT企業で新規事業開発を担当しています。テック関係のイベントによく参加していますので、そういった話題について書いていこうと思います。

TechCrunch Tokyo 2018に参加してきました(6)空飛ぶクルマをどう実現するか

f:id:mikuwaku:20181118163732j:image

空飛ぶクルマをどう実現するか、日米キーパーソンに聞くという
セッションでした。


とても刺激的で夢のあるテーマですが、現状、今の課題、今後のシナリオまでの非常に分かりやすくまとめられた、大変良いセッションでした。

 

Top Flight Technologies CEOのLongさん
楽天AirMap株式会社 代表取締役社長CEO 向井さん

モデレータは、Scrum Ventures 創業者/GP 宮田さん
です。

f:id:mikuwaku:20181118163642j:image


■ドローン業界の状況
楽天ではドローンだけでなく、配送ロボットとかと連携空域の予約、管理など実用化に向けた取り組みをしている。


技術的にはかなり実現はできるようになってきているが、ドローン業界は非常に高い信頼性が求められるので、なかなか進まない。
これが大変大きな課題。

 

信頼性には、課題はまだあるとのことでした。
まずは軍それから医療分野から始まり、そこで実証が進み、それから一般で使われる形になるだろうというお話がありました。

 

まだ3年くらいはかかるようです。
3年は直ぐですね。3年で解決できたらすごいと思いました。

 

規制緩和等の制度面の状況
国も協力的で進めてきてはいるが、極めて高い安全性のハードルがあり、完璧な安全性が求められる。
ここは航空機業界と同じ。

 

■実用に向けて

過疎地などの場所
×
オペレーターの習熟度
×
ハードウェアの信頼性

これらを掛け算で議論していくべきではないか。という問題提起がありました。

 

例えば、Googleのウェイモもアリゾナからサービス実証を初めているが、まずは過疎地から行っていたりするし、アフリカのルワンダではドローンによるワクチンの輸送が始まっている。

 

確かに、利便性と安全性のバランスが重要ですよね。


自動運転もそうですが、まずは過疎地で目的を絞った形で行うのが現実的だと思いました。

 


■ドローンの課題・シナリオ
まずは飛んでいるクルマ同士の通信、航空監査なども含めた最適化が必要だろう。

 

これから2年は、とてもエキサイティングな時期に突入する空のモビリティは誰が考えても、便利なものなので、(楽天としては)ハードウェアの会社を仲間にしてイノベーションを起こしていきたい。

 

と言われていましたが、ハードウェアの会社はどうしても、安全性の面で保守的になりがちということでした。

 

今回お話されていた切り口やテーマで今後ウォッチしていきたいと思いました。

 

TechCrunch Tokyo 2018参加してきました(3)Nianticが考えるこれからのARメモ

f:id:mikuwaku:20181116235810j:plain

Nianticアジア統括本部長 川島さん

Google社内ベンチャーとしてスピンアウトして、位置情報、AR技術を活用したゲーム事業を展開してされています。

Nianticの今まで
人間 1日9時間くらいスクリーンを見ているという調査データがあるくらい
スマホ、PCの画面を長時間見て生活していて、周りに何があるか気づかない世の中になりつつある状況に対して、

「本来人間は、外に出て遊んだり、繋がりを持って生きていくようになっているはずで人を外に出すのにARは良い技術だと思った。それがARに着目した理由で、AR技術を使って色々な取り組みをしてきた。」

ARと現実をつなぎ合わせて、その場所にいくと歴史情報が出てきて、説明してくれるFieldTripというサービスやIngressというARゲーム(1,000万DLを記録)などの様々な開発をしてきた。
Ingressのファンイベントは、1回目の2014年は参加者24人だったが、
2015年には、6,000人と爆発的に増えた。

 

と言われていました。ミッションは、

「AR re-connects us to the reality again.
and enhance the experience」

■そして、ポケモンGO
8億DLを達成、ユーザの歩いた距離、総歩行距離じゃ15.8B km
若年層だけでなく、シニア層も含め非常に幅広いユーザを獲得することができた。
歩く機会が増えた、家族とのコミュニケーションが増えた、仲間が増えたなどポジティブなフィードバックを獲得できた。

数多くの機能アップ、ユーザは現在も順調に増えているとのことでした。

■そして、本日リリース発表
Harry Potter WIZARDS UNITE
という新しい位置情報ゲームのリリースの発表がありました。

ポケモンGO』のつぎは『ハリー・ポッター』。ナイアンティックが位置ゲーの新作『Harry Potter : Wizards Unite』を発表。2019年配信予定
https://www.famitsu.com/news/201811/15167608.html

今回のTechCrunch Tokyoに合わせたサプライズ発表でびっくりしましたが、こちらも楽しみです。

TechCrunch Tokyo 2018参加してきました(2)TOYOTAの投資ブレーンに聞くモビリティの未来メモ

f:id:mikuwaku:20181116225445j:plain

Toyota AI Ventures
ファンディング マネージング ディレクター
Jim Adlerさん

2017年7月に設立されたトヨタグループのベンチャーキャピタル人工知能、ロボティクス、自動運転・モビリティサービス、データ・クラウド技術の4分野における有望なスタートアップを発掘し投資する

 

■どういったスタートアップに投資しているか
昨年ファンドを設立して、12のスタートアップに投資している。
例えば、アプリケーションサービス、データ・クラウド、自動化技術、エアタクシーマッピングローカリゼーション、データサイエンス分野などに投資した。

■エアタクシーへの投資は車のトヨタとしてはどういう意図があるのか
トヨタはモビリティの会社であると思っている。車だけに拘らない形で投資を行なっている

■投資基準について
何故ここに投資するのかに関しては、VCと同じような視点で判断していると思う。シードなどアーリーステージの会社への投資なので、チームのカルチャーやその価値を見ている。アドバイザーからのアドバイスを真摯に受け止めて、またチャレンジする勇気。

シャワーを浴びている時も、ご飯を食べている時も常にビジネスの成功を考えていなければならない。

■注目テクノロジー
予測機能、ロボティクス、AIはまだ始まったばかり。予測と実行に分けるとするとまだ実行までAIは到達していない。

また、車もソーシャルだと思っている、人と同じである。
運転している時の、対向車にいる人の気持ち、子供、母親などそれぞれ違う、また車社会にもルールがある、そういったことを加味して、その内容をシステムに入れること。予測技術が重要となるだろう。

どういうテクノロジーが必要か。上記のことを行うためにイノベーションが必要である。スタートアップと共に市場の反応、本当に価値があるかを一緒に見て行きたいと思う。そういった活動をサポート、例えばパッケージ化などをサポートできるかが重要だ。

■自動運転の安全性について
今でも自動車事故で人がなくなっているが、人と機械に対する許容範囲やバランスなど社会が答えを出していかなくてはならない。

■設立から1年経過したがどういう状況か
すぐにエグジットを目指しているわけではないが、非常に良い形で進んでいると思っている。
スタートアップコミュニティに入っていっていることも実感としてある。
我々としては、良い投資家になって行きたい。
トヨタのリーダーシップ、アセット、例えば、生産や安全性や車メーカとしてのノウハウや顧客ベースなどを活用し、スタートアップを支えて行きたい。起業家を第一に考えて行きたいと思う。

■最後に起業家に対して
市場を注意深く選ぶこと、競合を恐れないこと、それよりも
正しい文化やチームを作って欲しい。

TechCrunch Tokyo 2018参加してきました(1)TechCrunch Japan オープニング

f:id:mikuwaku:20181116213601j:plain

Day1の最初のTechCrunch Japanからオープニングです。
まず朝一、一発目は主催からの挨拶ということで、国内とグローバルの大きな流れについてお話がありました。

■国内トピックス
国内ではソフトバンクのファンド事業が非常に活発。
ファンドの営業利益が携帯電話事業と同じ水準となっていることは非常に大きなポイントだろうと言われていました。

調べてみると
2018年4-6月のファンド事業の営業利益が2,399億円
国内通信事業が2,218億円となっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-06/PD0MAR6JTSE801
ものすごいですね。

日本企業としてのソフトバンクがこのような大きな流れを作ったことを
キッカケにして日本のスタートアップへの注目度が上がることを期待したい。と言われていました。

他の多くのセッションでも海外展開、海外戦略をどうすべきか、課題は何か。という質問や話題も多くて、これから日本のスタートアップの大きなテーマの一つということだと思いました。
英語だったり、文化理解だったり、これらも非常に興味深いテーマです。

■海外トピックス
イスラエルとフランスが注目。
国を上げて、ベンチャー企業がグローバルに発信することをサポートしていることが大きい、特にイスラエルは、モビリティ、医療系スタートアップが熱いと言われていました。

アメリカはCVCが積極的で400億ドル弱の投資額を占める。全体では1000億ドルで、これは日本の35倍以上の金額規模になるそうです。

とはいえ、日本も別のセッションでは、ここ5.6年非常に伸びていると言われていて、過熱気味?と言われたりしていましたが、米国初めグローバルでは更にそれを凌ぐ、伸びと規模の拡大、ダイナミックな動きが起こっているということだと思いました。

 
 

マーケティングテクノロジー入門

後半の部です。
Web担当者Forum 2018秋の
マーケティングテクノロジー入門と最新版カオスマップJAPAN2018の解説」というセミナーの後半「マーケティングテクノロジー入門編」の部分です。

まずは、

マーケティングテクノロジーについて

マーケティング分野で活用されるテクノロジーで、広告やセールスだけでなく、インフラやオフラインも含まれてかなり多岐に渡る形で定義されています。2020年米国では、5兆円の市場に成長すると言われています。

トレンドとしては、3つの方向で、

・顧客行動のデジタル化

・インフラの進化

・データ活用の自動化

と言われていました。米国のデータのようですが、

売上の約12%がマーケティング費用として使われ、そのうち27%がテクノロジーへの投資ということで、売上の3.2%がマーケティングテクノロジーへの投資と考えることができます。

IT部門の予算が売上の3.4%のようなので、かなり均衡しています。マーケティングテクノロジーの投資額の伸びているので、近い将来逆転すると言われていましたが、私もそう思いますし、ガートナーとかでも同じように言われています。

■大手ベンダーが買収に積極的

Adobe→マルケト(マーケティングオートメーション)

・セールスフォース ドットコム→Datarama(BI)

・ARM→トレジャーデータ(データ統合/CDP)

オールインワン(Suite)vs 全体最適(Best of Bread)

全体最適とは、自由にいろんなカテゴリーの製品を選んで組み合わせること全体最適を図るという意味で言われていましたが、オールインワンからこちらにシフトしているのではないか。ということでした。

より1社のベンダーロックインを避ける傾向が強いとのことです。

ある調査では、マーケティング部門だけで91 以上のテクノロジーが使われているという調査や、平均20以上のJavascriptやタグがwebサイトに設置されている調査結果もあるようです。

テクノロジーの独自性のある選定が競争力に繋がる?

投資の特徴として、いわゆるIT部門が投資するような会計やバックエンドのようなものは共通化して、コストを下げる方向を目指す傾向があるが、マーケティングは他社との差別化を出す必要があるので、ユニークにしていかないといけない。

このことが、独自にツールを選んだり、試したりということに繋がっているのではないかというお話があり、とても納得感がありました。

APIエコノミー・コネクターエコノミー

APIは当たり前、コネクターがあれば、誰でも繋げられるようになっている。ちなみにdomoというBIベンダーでは600くらいのアプリと繋げられるようになっているようです。

マーケティングテクノロジースタックという考え方

ciscoが有名らしいです。一番進んでいると言われてましたが、webにも2017年4月にに公開されています。
https://chiefmartec.com/2017/04/cisco-shares-marketing-stack-39-marketing-technologies/

様々なテクノロジーを組み合わせて効果を出すという形で米国では大手中心に「スタック戦略」を考え始めているとのことです。

部分最適、ツール単位ではなく、スタック全体を見て戦略的に考えて行く必要がありますが、「誰がやるのか?CIO?CDOCMO?」など、マーケティングとテクノロジーの知識の両方を合せ持つ人が少ないので、そのあたりが課題になってくるという話でした。

マーケティングテクノロジー分野のコンサルやSIや伴奏サービスの需要は更に伸びそうですね。

マーケティングテクノロジー 最新版カオスマップJapan 2018のお話

f:id:mikuwaku:20181115235208p:image

 

Web担当者Forum 2018秋に参加して、
マーケティングテクノロジー入門と最新版カオスマップJAPAN2018の解説」というセミナーを聞いてきました。お話されていたのは、代表取締役社長の田島さんです。
とても面白かったです。

 

前半として、「最新版カオスマップ JAPAN 2018の解説」の部分をまとめてみました。

 

(毎度思いますが)本当に市場が拡大・複雑化しているなぁと思いましたが、示唆に富んだ興味深いお話をお聞きすることができました。


見ているだけでは、カオスになってしまいますが、今回初めて解説をお聞きできて、整理しながら考えを巡らせることができたのがとても良かったです。

 

■そもそもこのカオスマップの目的・活用方法について

3つ言われていました。
・ツール選定
・AS-ISの把握、スタックの検討
・全体俯瞰
元々は、顧客から「こういう技術、例えばチャットを導入したいけど、どんな選択肢があるのか?」とか「マルケト導入したいけどどれと比較すべきか?」とか「CMS, CDP, とかDSPとかWAFとか次々に出てくる3文字って何?」とかを説明してほしいという要望があり作ってみたと言われていました。

 

■本家(グローバル版)がある
スコットブリンカーさんというHubspotの副社長をされている方が2011年から作られていて、chefmartec.comで公開されていますが、

そちらは日本版と比べても更に偉いことになっています。

 

2018年版では7,000技術!?です。
2011年では150で、2018年は7,000ですから、7年間で50倍弱です。
爆発的に伸びました。


毎年Martechというイベントで新しいカオスマップが発表されるらしいのです。
次は2019年の4月予定、どれくらいの数になるんでしょうね。更に訳わからなくなることだけは確実なような。


来年是非、行ってみたいです。

 

マーケティングテクノロジー カオスマップJAPAN 2018について
まずは全体俯瞰ですが、国産と海外製品ツールで、

・12分野
・66詳細分野
・485テクノロジー
になったようです。

 

■1年前の2017年版からの変化
この1年でもかなり増えています。

・数は、1.8倍(272→485)
・終了サービスは、3%(7/272)
・名称変更は、9%(25/272)
   ※ 意外と多いですね
・ロゴ変更は、26%(70/272)
   ※ え、1/4も、多いですねぇ。驚きました。
マーケティングオートメーションは、15→25に増加
・接客/チャットボット 1.8倍 8→14に増加
・企業データ提供ビジネス 2.7倍 3→8に増加
 B2Bマーケティングが注目されており、伸びているとのことでした。


■1年前から新たに加えたカテゴリー

以下のカテゴリーが今年追加されたようです。

O2OやOMOの流れを受けて「オフライン」
・広告分野では、「アドベリフィケーション」
・データ管理では、「プライバシーマネジメント」
・インフラでは、「スマートスピーカー
・分析では、「AI」
・ソーシャルでは、「インフルエンサーマーケティング


これらが大きくなるトレンド。

広告に関しては、コンプライアンス・透明性が業界としての課題であり、関連ソリューションが更に出てくるだろうとのことでした。


確かに、昨年後半から今年、「漫画村問題」とか、某ビジネス誌では「ネット広告の闇」という特集が組まれたりしましたね。注目トピックスだっただけに納得。

 

■注目エリア
今回は4つ紹介されていました。

 

① データマネジメント/CDP
顧客接点を集めて、統合したいというニーズや課題が顕著になり、
CDPといっても、タグマネージャーから来るもの、BIから入ってくるものなど様々あるとのことでした。

 

② 外部企業データ/ABM
B2B企業でもデジタルマーケティングに力を入れだしていて、外部データ(企業名、売上、住所など)を活用して、ターゲティングする動きが出てきている。


ある企業のWeb閲覧状況を集めて、売るようなデータビジネスも出てきている。例えば、MAツールを買いそうな企業とリクエストするとリスト化して出してくれるようなサービスも出てきているそうです。

 

③ プライバシーデータ
GDPR対策、Cookie含む個人情報の取得や利用のルールが厳格になってくるので、その対策となるようなソリューションが今後も出てくる。
2019年にはCookie法、2020年には、米California Consumer Privacy Actという個人情報保護の法律が施行されることも決まったとのことです。

 

④ AI、音声
AIを活用したデータ分析やキャンペーン、音声は新たな顧客接点になると期待されているとのことでした。
他のセッションや登壇者とお話ししていても、AIと音声には期待していると言われている方が多かったです。

 

来年は、更にどんなカテゴリーが増えて、どれくらいの数になっているか楽しみです。自分なりに個別に整理して理解を深めようと思います。

 

マイクロソフトのテクノロジーセンター長の澤さんのプレゼンの話を聞いてきました。

f:id:mikuwaku:20181114220947j:image

こんにちは。みくわくです。

次世代ファン創りプレゼンとは?というテーマで
マイクロソフトのテクノロジーセンター長の澤さんの話を聞いてきましたので、簡単にまとめておこうと思います。

今回のマイクロソフトの澤さんは、プレゼンの神。と言われる方ですが、Voicyもほぼ毎日聞いていてそれも面白くて、いつか生でプレゼン見てみたいと思っていたので、ものすごく楽しみに参加してきました。

プレゼンの仕方はもちろんですが、目配りの仕方など細かいところも含めてとても参考になることが多かったです。あっという間の30分でした。

■一番印象に残っていること
私が一番印象に残った言葉は、
「プレゼンが世界を変えてきた。」という言葉と事実。

ヒトラー、ディズニーなどの偉人のプレゼンのエピソードやそのプレゼンがどう繋がっていって、結果、世界を変えてきたのかという話を聞いて、プレゼンの偉大さと重要性を改めて感じました。

プレゼンってやっぱり重要です。

■プレゼンの目的について
素晴らしいプレゼンは、
・何かを始めたくなる
・何かをやめたくなる
・何かを変えたくなる
・誰かに会いたくなる
・誰かに伝えたくなる
などとにかくアクションにつながること。

「聞いている人のアクションに結びつき、また、人をHappyにさせること。そして、聴衆のハッピーな未来の姿、誰がどのようにハッピーにするのか?」を目的とすべきであるということ。
とても納得でした。

次に、人を動かす要素です。

■人を動かすものは2つ
共感と脅迫があって、脅迫や一般論でも人は動くかもしれないが、それは一時的なもの。しかも、ネガティブに触れるリスクもある。

一方、共感は手間と時間はかかるが確実で、また、長続きさせることも可能であり、ファン作りの為に重要な要素。そして、ファンは自動的に行動してくれる。

なるほど、共感がキーポイントのようです。

■しゃべりは配膳のパート、重要なのは料理の味(コンテンツ)
プレゼンの核は、「聴衆が持ち帰って配れるもの=プレゼント」である。
伝言ゲームを制するものは世界を制すると言われていましたが、正に、澤さんのプレゼンは誰かに言いたいという内容だったり、フレーズが満載だったように思いました。

言葉使いやネタをこういった観点で常にアンテナを立てて、探しておくということが重要だと思いました。

聞いていて思ったのが、他の人に言ってみたいなと思ったのは、
具体例が重要で、
【大事なこと→具体例/体験】
というのが必ずセットになっていることにも気が付きました。

■プレゼン本番べからず集
・背中で語らない
・プレゼンテーションはファンサービス
・アイコンタクトのコツ
・口角を下げない(笑顔はプレゼンの最大の武器)
・ステージ上を漂わない
・決死の覚悟でギャグを言わない

■聞いていて思ったこと
プレゼンテーションの場って、沢山の人や物事を決めるような場や一世一代の告白とかそういった重要な場だけでなく、朝一の挨拶だってプレゼンだって言われてて、日頃の生活や人と接せる機会の一つ一つを大切にもっと気を配ろうと思いました。

一期一会には必ずプレゼン的要素が付いてくるということだと思います。

あとはアンテナを立てて、日頃から話したいと思えるネタ集め、どういう風に伝えれば誰かに言いたくなるものかを考えることを心掛けたいと思います。