みくわくのテックネタブログ

IT企業で新規事業開発を担当しています。テック関係のイベントによく参加していますので、そういった話題について書いていこうと思います。

5秒で完売 ゆうこすのライブコマース最前線 参加してきました。

日経クロストレンドEXPO2018の最終日の最後は、ゆうこすのセッションに行ってきました。

「5秒で完売 ゆうこすのライブコマース最前線」

このセッション、抽選制で、いけなかったらどうしようとちょっと思いましたが、運よく当選して無事いけました。
今日は自動車関係のセッションが2つあったりしたので、「THE・日経イベント」っぽい年配のおじさんが多くて、元気でキラキラ感満載なゆうこすとのギャップも感じましたが、それも含めて新鮮でとても面白かったです。

ご自身で展開されているYouange(スキンケアブランド)とTaVision(旅サービス)での実体験を元にした、ライブコマースのノウハウや勘所に関して、お話されるという内容でした。
考え方からこうやってるよという具体的なノウハウまで非常に参考になりました。

個人的に一番響いたのは、
売るのが目的ではあるんだけど、売ろう売ろうとするよりも、コミュニケーションやファンサービス、ファン心理というのを大事に考えられているなぁ。というところが印象的でした。おもてなしをちゃんとデジタル化していると思いました。

【ライブコマースのメリット】
次の6点をお話しされていました。

①思いを語れる
②購入者の不安が解消される
③コミュニケーションが取れる
④感謝を伝えられる
⑤売れ残りを0にできる
⑥背中を押してあげることができる

どれも納得で、動画とSNSの良いところをきちんと活用されているなと思いました。

【ライブコマースを成功させるポイント】
まず1時間見てもらわらないといけないのと、ファンとの関係を作らないといけないと言われていました。いきなり販売ばかりしてもだれも買ってくれないので、2つの考え方で配信を分けていると言われていました。

① 通常配信ファンとのコミュニケーションをとり、関係を作るための配信

② 販売配信販売配信だけになるとなんか悲しいし、売れない。MAC信者のような人が沢山いるような製品ならよいけど、普通はそうではない

ライブ配信のポイント】

① 生配信は使い分けるツイッター(残る)とインスタ(消える) 特性を生かしたコンテンツとする
② 参加型
③ 文章の台本は置かない
熱量重視でいくべき、棒読みになるともったいない。最初と最後くらいのセリフは決めておいてもよいけど、中身は箇条書きで時々みるくらいでよいのではないか、多少話が下手でも問題ない
④ 理由を語る
なぜこれを作ったのか?やストーリを語るだけで、熱量も伝わりやすいし、離脱率が低くなる

【ライブコマースアプリ】
Live Shop!
メルカリチャンネル
SHOWROOM
BASE ライブ
ヤフーショッピング

などがあるが、使っていない

【配信時間は1時間】
このような番組構成で行っているようです。

【販売配信のポイント】
販売スタートを一緒に
感謝の気持ちを届ける
限定感
届いた時の感動を考える

(感想)
コメントを読んだり、名前を言ってみたりすることで、ファンとコミュニケーションをとること、買ってくれた人が戻ってきた後にお礼を言うなど、ファンコミュニティの運営や考え方が成功のポイントだと思いました。
あと、終始感じてたことですが、それまでおじさんセッションばかりだったので、余計感じたのですが、終始元気でポジティブで、覇気もあって非常に交換が持てました。
なんか元気をもらった気もしてw すごくベーシックなところですが、そういうマインドが大事なんでしょうね。若いって素敵ですね。