みくわくのテックネタブログ

IT企業で新規事業開発を担当しています。テック関係のイベントによく参加していますので、そういった話題について書いていこうと思います。

TechCrunch Tokyo 2018参加してきました(3)Nianticが考えるこれからのARメモ

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Nianticアジア統括本部長 川島さん

Google社内ベンチャーとしてスピンアウトして、位置情報、AR技術を活用したゲーム事業を展開してされています。

Nianticの今まで
人間 1日9時間くらいスクリーンを見ているという調査データがあるくらい
スマホ、PCの画面を長時間見て生活していて、周りに何があるか気づかない世の中になりつつある状況に対して、

「本来人間は、外に出て遊んだり、繋がりを持って生きていくようになっているはずで人を外に出すのにARは良い技術だと思った。それがARに着目した理由で、AR技術を使って色々な取り組みをしてきた。」

ARと現実をつなぎ合わせて、その場所にいくと歴史情報が出てきて、説明してくれるFieldTripというサービスやIngressというARゲーム(1,000万DLを記録)などの様々な開発をしてきた。
Ingressのファンイベントは、1回目の2014年は参加者24人だったが、
2015年には、6,000人と爆発的に増えた。

 

と言われていました。ミッションは、

「AR re-connects us to the reality again.
and enhance the experience」

■そして、ポケモンGO
8億DLを達成、ユーザの歩いた距離、総歩行距離じゃ15.8B km
若年層だけでなく、シニア層も含め非常に幅広いユーザを獲得することができた。
歩く機会が増えた、家族とのコミュニケーションが増えた、仲間が増えたなどポジティブなフィードバックを獲得できた。

数多くの機能アップ、ユーザは現在も順調に増えているとのことでした。

■そして、本日リリース発表
Harry Potter WIZARDS UNITE
という新しい位置情報ゲームのリリースの発表がありました。

ポケモンGO』のつぎは『ハリー・ポッター』。ナイアンティックが位置ゲーの新作『Harry Potter : Wizards Unite』を発表。2019年配信予定
https://www.famitsu.com/news/201811/15167608.html

今回のTechCrunch Tokyoに合わせたサプライズ発表でびっくりしましたが、こちらも楽しみです。